PRODUCT

6000N仕様 免震床システム|フリーアクセスフロア

免震床システム「FI-NR」です。すべり摩擦方式の免震床システムで、コンピュータを地震の揺れから守ります。【受注生産品】

設置場所

主な特長

すべり摩擦方式

構造が簡単なすべり摩擦方式を採用しており、複雑な機構がありません。さらに、スライド面を下向きにしているためゴミ、ホコリの付着もなく、メンテナンスが簡単です。

広い配線空間

免震装置はスラブ面上約70mmまたは110mmと超薄型。その分、配線空間や空調空間を多くとることができます。

ウイスカフリー

ウイスカとは電気亜鉛めっき部品から発生する導電性のヒゲ状結晶で、コンピュータに悪影響を及ぼすと言われています。免震床システムはウイスカを発生させる電気亜鉛めっき部品を使用していません。

ラインナップ

CS×FI-NR

  • スチール製充填パネル(CSパネル)を使用

  • 重量機器のボルト固定が可能です

CS×FI-NR

CD×FI-NR

  • アルミダイキャスト製パネル(CDパネル)を使用

  • 軽量のため、免震化リニューアルに最適です

CD×FI-NR

パネルについて

CSパネルおよびCDパネルの詳細はこちらよりご覧ください。

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機能・性能

免震床のしくみ

地震により摩擦以上の水平力が加わると、支承部とスライドパネル間にすべりが生じます。これにより床応答か速度を低減させると共に、すべり摩擦により地震エネルギーを減衰します。コイルバネの作用により支承部はスライドパネルの中央付近に復帰します。

免震床のしくみ

コイルバネの設置方式

免震床と固定床との間のボーダーパネルがスライドすることにより地震時の免震床の動きを吸収します。復元機構であるコイルバネの設置方式には、「コイルバネビーム 下配置方式」と「コイルバネ周辺部配置方式」の2種類があり、免震床の広さや平面形状等の設計条件により選択します。

性能検証試験

三次元大型振動台による実大試験を行い、有効な免震性能を発揮することが確認できました。

免震床性能

免震方向 水平2次元
免震床高さ 300~750mm
積載重量※1 600kg/m²以下
免震性能※2 設定入力加速度※3に対して免震床上の応答加速度目標200gal以下
相対変位量 ±200mm以下※4
免震床重量 CS×FI-NR:約80kg/m2(二重床含む、免震床高さ=600mmの場合)
CD×FI-NR:約63kg/m2(二重床含む、免震床高さ=600mmの場合)
  • 積載重量とは、二重床および免震装置上への上載可能な重量です。
  • 免震性能は建物の振動特性によって異なるため、応答解析により確認することになります。
  • 設定入力加速度とは、免震床設置フロアの設計最大入力加速度を示します。
  • オプションで280mmまで拡張可能です。
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仕様・詳細

適応床高さ、配線空間

CS×FI-NR

固定部床高さ H(mm) 300 350 400 450 500 550 600 650 700 750
免震床高さ H1(mm) 315 365 415 465 515 565 615 665 715 765

配線空間 h2(mm)

コイルバネビーム下配置方式の場合

161 211 261 311 361 411 461 511 561 611

配線空間 h3(mm)

コイルバネ周辺部配置方式の場合

201 251 301 351 401 451 501 551 601 651

CD×FI-NR

固定部床高さ H(mm) 300 400 500 600
免震床高さ H1(mm) 315 415 515 615

配線空間 h2(mm)

コイルバネビーム下配置方式の場合

135 235 335 435

配線空間 h3(mm)

コイルバネ周辺部配置方式の場合

135 235 335 435
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オプション

配線処理パーツ

緩衝部のケーブル余長処理として使用します。

ケーブルガイド

ケーブルガイド

CS×FI-NRのみ

ケーブルストッカー

ケーブルストッカー

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導入・設置

免震床設計フローチャート

フローチャート
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