大学の研究室の先生からの紹介でナカ工業を教えていただきました。大学時代に材料系の分野を専攻していた事もあり、ものづくりに携わる仕事に興味をもっていました。当社の製品は、目立つことはありませんが、少子高齢化が進行する中で需要のある製品を取り扱っているので、長期的に多くの人の生活に必要とされる製品に携われると感じ、当社に興味を持ちました。
仕事内容は、生産スケジュールを立て、生産が円滑に進むよう工程管理を行います。営業や仕入先の要望により、生産工程を入れ替えることもあります。その都度、在庫の確認や納期の調整、材料手配等などを行っています。多くの製品を取り扱っているので管理項目が多いですが、実際に完成した製品を見たときにやりがいを感じます。
東京工場には、昨年度から“リフレッシュルーム”が開設され、年齢や部門を問わず多くの方と交流できる場所となっています。休憩時間に利用される方も多く、にぎやかな環境です。
8:30 出社、メール確認
9:30 生産状況の確認
10:00 材料調整、材料発注、配車手配
12:00 お昼休憩
13:00 生産スケジュール管理、納期回答
15:00 工場と打ち合わせ
16:00 書類作成、事務処理
17:30 退社
大変なことは、材料の納入調整などの在庫管理です。材料が足りないと製品の生産工程は止まりますが、過剰在庫になると工場内の場所が狭くなり生産の効率が悪化します。また、製品の受注入力数の変動や、生産ラインの状況、材料の状況によって月ごとの生産数も変わります。そのような中で、発注数を管理できていなかったことから、工場内の在庫が多くなり、材料を移動する時間で半日かかってしまうことがありました。これらの失敗から、文字と数字のみの処理ではなく、実際に生産ラインの状況と、受注入力数を定期的に確認するように心がけています。
実際に、自社の手すりを高齢の方が使用している所を見たことがありました。普段あまり目立つことはありませんが、年齢を問わず多くの人が使用しており、必要とする人のやさしさに寄り添える製品に携われている事はとても光栄なことだと思います。
(職種・部門は2025年現在)